キャンセルするけどいいのか?ホントにいいのか?
親「ちょっと待ってて、爪切り取ってくるから」
Hold on a second. I'll go (and) get the nail clippers.
()
親「あ~あ、またマニキュアがはがれてきちゃった~」
Oh, no. My nail polish is coming off again.
(〇〇〇)
こうしてみてくると、come off は靴や靴下が「脱げる」とき、電車が レールから「はずれる」とき、お人形の首や腕が「もげる(取れる)」 とき、爪やマニキュアが「はがれる」とき、などなど、その使用範囲は 広く、日本語で説明しようとするとちょっと大変そうですよね。
子「ママの体、僕が洗ってあげる」
I'll wash your body.
子「これ何? 落ちないよ」
What's this? It won't come off.
(will notの短縮形)
親「それはほくろだもん。落とせないよ」
It's a mole. It can't come off.
(モグラ、スパイ、ほくろ、あざ)
子「ママ、ずれてるよ」
Mommy, that's coming off.
(からとれる、 はずれる)
親「何が?」
What's coming off?
子「パパのかつら」
Daddy's wig.
「ふた取ってあげる」
Let me take the cap off.
(レッミー テイクダ キャッポフ)
です。もちろん、簡単に Let me open it.(開けてあげる)でも
Let me ~
今回は「ふた」の表現に注目してみたいと思います。 「ふた」は日本語でも「キャップ」と言いますよね。take off は服や くつを脱ぐときにもお馴染みだと思います。Let me ~ もよく耳にする 表現ですよね。「私に ~させて」や、場合によっては今回のように 「 ~してあげる」と訳すとピタッとくるものもあります。
cap/top
上の例では cap としましたが、私のイギリス人やオーストラリア人の 友人は cap ではなく top(トップ)を使うようです。ペンの「ふた」 なども同様、アメリカ英語では cap を、イギリス英語では top を好ん で用いるように思います。
「貸してごらん / 貸して」
Can I have it? / Give me it.
「お茶飲む?」
Do you want some tea?
「ふた取ってあげようか?」
Shall I take the top off (for you)?
「ペットボトル」?
<ボトル
「ペットボトル」って英語では言わないんですね。 私が Can I have the pet-bottle? などと使っていると、アメリカ人の 友人に「?」という顔をされてしまいました。単に「ボトル」か、特に 材質について言いたいときなどは「プラスティックボトル」でいいそう です。
ちなみに、PETとは ?
polyethylene terephthalate
(ポリ エチレン テレフタレート樹脂製)
「ふたしておかなきゃだめでしょ」
Don't leave the cap off.
のりを出してきてはペタペタと塗りまくる息子に、こんな表現を使います。
「乾いちゃうよ」
Or it'll dry out.
我が家ではスティックタイプののりを使っているので cap や top と言 いますが、これが幅の広い、口の大きな容器の「ふた」になると lid (リッド)という単語がよく用いられるようです。 lid は、カップのふた、おなべのふた、おもちゃ入れのふたなど、多く の容器の「ふた」として使われます。
「ヨーグルト食べよう」
Let's eat some yogurt.