キャンセルするけどいいのか?ホントにいいのか?
朝、起きてきた子供に対して「あ、起きた?」は
(〇〇〇)
(1) Oh, did you get up? (2) Oh, did you wake up? (3) Oh, you're awake? (4) Oh, you're up?
と言うのが少しおかしいこと、わかりますよね。
()
(1)は使う場面を思いつかないとのことでした。
(2)は、 「昨日の夜の地震で目が覚めた?」Did you wake up during the earthquake last night? のようなときに使うと言っていました。
子(寝ぼけまなこで起きてくる)「ママ~」
Mommy.
親「あ、起きた? おはよう。今日はご機嫌いかが?」
Oh, you're up? Good morning. How are you today?
親「あ、目、覚めたの? いっぱいねんねした?」
Oh, you're awake? Did you have a good nap?
「あ、目、覚めた? ママのところにきてハグして」
Oh, you're awake? Come give Mommy a hug.
「あ、目、覚めた? よく眠れた?」
Oh, you're awake? Did you sleep well?
「あ、起きた? 顔洗ってらっしゃい」
Oh, you're up? Go wash your face.
「あ、起きた? トイレ行ってくる?」
Oh, are you up? Do you need to go to the bathroom?
「あ、起きた? 朝ごはん食べる?」
Oh, you're up? Do you want some breakfast?
私は、よく Oh, you're up? Come give Mommy a hug. を使います。 これを言ってギューッと抱きしめるのが日課です。ハグをキスに変えて
(ママのところにきてキスして)
Come give Mommy a kiss.
お勧めです。英語と一緒に愛情もたっぷり与えましょう。
(パパママのところにきてキスして)
お父さんのみなさんも、Come give Daddy a kiss.
子「ママ~」
親「起きちゃったの?? 戻って寝なさい、お願い~!」
Are you up?? Go back to sleep. Please!
「昨日は夜更かししちゃったね」
You stayed up late last night, didn't you?
up についてもうひとつ。お昼寝が長いせいで夜なかなか寝ない息子に 私が毎日繰り返してしまう表現です。
「今日は早く寝なきゃね」
You have to go to bed earlier tonight.
布団の中で何気なく息子に、Does she live in Singapore? と聞くと、
なぜか No! と答えるのです。Why no?(どうしてノーなの?)と聞き返 すと、She doesn't live in Singapole. She lives in Singapore! と 言うのです。私のシンガポールの「ル」がうっかり「L」の発音になっ ていたことを、彼は聞き逃さなかったようです。
その後、彼はさらにパワーアップし、主人の「ライス」の発音を直した りしています。
しかし考えてみると、LとRの発音も、そもそも難しいものではないの かも。例えば、日本語を習いたての外国人の中には「かわいい」と「こ わい」の区別が難しい人がいます。人の赤ちゃんを見て「オー、怖い赤 ちゃんですネー」などと言ったりします。私たちにとって「かわいい」 と「こわい」がまったく別に聞こえるように、LとRも、聞く人によっ てはまったく別のものに聞こえるのでしょうね。おかしなものです。
(1) It can't come off. (2) It doesn't come off. (3) It won't come off.
3つとも come off という表現を使っています。「落ちる」はこれで 表現できるんでしたよね。 最後に、It can't come off. ですが、これは「落ちるはずがない」 と訳してみると、一番上の例ではあまりしっくりこないことがおわ かりいただけると思います。
さて、違っているのはその前の部分です。一見、どれもよさそうなの ですが、正解は (2)か(3)。ニュアンスの違いを見ていきましょう。
まず、It doesn't come off. は、It comes off. をシンプルに否定 にした文ですよね。つまり、それが性質上落ちるものか落ちないものか を単純に言っているわけです。冷静な一言です。
It won't come off. が It doesn't come off.と一番違うところは、 心の中で「落ちるかも」あるいは「落ちるはず」と思っている点です。 落とそうと思っているのになかなか落ちないので、心の中は動揺(?) しています!
(さらにゴシゴシこするが落ちない) 「う~、なかなか落ちない~!」
Oh, no. It won't come off!
won't は will not を短くしたかたちですよね。この won't の部分 を強く言えば言うほど、「う~、どうしても落ちない~っ!」という 苛立ちが表現できると思います。やさしく言うと、「なかなか落ちな いわねえ・・・」という感じでしょうか。
体重を量ろう
Let's check your weight!
(レッツ チェッキョー ウェイト)
「体重計に乗って」
Get on the scale.
(ゲロン ダ スケイル)
「ヘルスメーター」が和製英語ということはご存知の方も多いはず。 ネイティブに health meter と言ってもまずポカンとされるでしょう。
やはり「体重計」を指す言葉は
「自分のタオルをとって」
Get your towel.
「お風呂きもちよかった?」
Did you have a good bath?
「頭拭いてあげるね」
Let me dry your hair.
「体重を量ってみる?」
You want to check your weight?
(ユワナ チェッキョー ウェイト?)
「ちょっとじっとして」
Hold still.
「何キロかな?」
How much do you weigh?
「何キロかな?」は weight(ウェイト)ではなく weigh(ウェイ)になっています。 weight(ウェイト)--- 名詞 「 重さ、体重 」 weigh (ウェイ) --- 動詞 「 重さが~だけある 」 その昔、確か習いましたよね~(習ったっけ?)。というわけで、 「体重何キロ?」は How much do you weigh? で丸覚えしましょう!
「ハマチづゆ うえぃっ!」 解説:ハマチのお味噌汁を作ってみたが、とんでもない味になってしまった。
「わ~! 大きくなったね!」
Wow! You're so big now!
「パジャマ着る前に体重を量ろう」 (pjs: ピージェイズ)
Let's check your weight before you get into your pjs.
「はい、体重計に乗って」
Hop up on the scale.
「真ん中に立って」
Stand in the middle.
「体を揺らさないで」
Don't wiggle.
「ママにつかまらないで」
Don't hold on to Mommy.
「わかる? 20.5キロって出てるよ」
Can you see? It says twenty point five kilos.
「ちょっと増えたね」
You put on some weight, didn't you?
「やせた?」
※どこか変→Did you lose your weight?
この文、どこが変かわかりますか? 答えは your の部分です。だって your weight をなくしたら大変。 体の重さがすべてなくなっちゃうっていうこと!? 私たちはふつう Did you lose weight? といいます。 太った?の場合は Did you put on weight? です。